今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く
他臓器転移への対策
2.肺転移
的田 眞紀
1
,
竹島 信宏
1
1がん研有明病院婦人科
pp.1174-1177
発行日 2015年12月10日
Published Date 2015/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208569
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●肺転移は進行・再発婦人科がんにおいて頻度が高い.他部位への転移併発の有無・個数・部位・無治療期間などを考慮し治療方法を選択する.
●多くは多発肺転移,他部位への転移があるため薬物療法が選択される場合が多いが,個数が限られている場合には全身状態を十分に考慮したうえで手術療法の適応症例を的確に診断する必要がある.
●本項目では,主に手術療法について述べる.
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