今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望
体外受精治療の将来展望
4.体外受精治療への再生医療技術の応用
野瀬 俊明
1
1慶應義塾大学医学部生理学教室
pp.791-795
発行日 2015年8月10日
Published Date 2015/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208499
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●ヒトPSDG研究は,生殖疾患をはじめ生殖医学上の多くの未解明課題へのアプローチを可能にする.
●現行ヒトPSDG研究はマウス研究に追随する形を取ると同時に,マウス生殖系との相違も明らかにしている.
●人工配偶子によるヒト胚形成への法的対応は各国で異なるが,その是非を問う以前に克服すべき課題は多い.
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