今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント
妊娠初期
2.胎児異常の早期診断
吉松 淳
1
1国立循環器病研究センター周産期・婦人科部
pp.625-631
発行日 2015年7月10日
Published Date 2015/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208470
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●超音波検査は「通常超音波検査」と「胎児超音波検査」の2種類あり,それぞれは全く別のポリシーで行われる.また,「胎児超音波検査」はスクリーニングと診断・精査の2段階で行われる.
●NTの計測には厳密な要件があり,それを満たした計測値のみが染色体異常の予測に有用である.
●妊娠中期以降の検査では基本となる断面を正確に描出することが大切.そこを起点として観察したい部位に移動することで理解がしやすくなる.
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