増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント
I 妊娠週数ごとの健診の実際
妊娠22から36週まで
診断と外来対応
胎児発育不全(FGR)
上塘 正人
1
,
松本 純
1
1鹿児島市立病院産婦人科
pp.196-202
発行日 2015年4月20日
Published Date 2015/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208370
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POINT
◇FGR,特に胎児体重が平均値−2 SDである場合の周産期死亡率は正常児の50倍以上である.
◇病因は多様であり,母胎因子,胎児因子,胎盤因子が重複することがある.
◇管理においては胎児死亡をさけるため,NST,CST,BPP,胎児血流波形を評価し,総合的に娩出のタイミングを図る.
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