今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道
【総論】
4.婦人科がん治療後のQOL向上を目指して
高橋 一広
1
,
杉山 晶子
1
1山形大学医学部産婦人科
pp.28-33
発行日 2015年1月10日
Published Date 2015/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208178
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●生存率の高いがんのサバイバーの死亡原因の多くは,心血管系疾患によるものである.
●両側卵巣摘出により,心血管系疾患の発生頻度は増加し,生命予後も悪化する.
●がんサバイバーのメタボリックシンドローム発症予防のため,血圧,脂質代謝,糖代謝のチェックが必要である.
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