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SFD胎児の予知—妊娠28〜32週の母体体重増加の少ないものが危険
広井 正彦
1
1山形大学医学部産科婦人科
pp.761
発行日 1989年8月10日
Published Date 1989/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208052
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妊娠時の検診の際に中毒症などの母体の異常の早期発見のほかに,胎児の異常や発育の状況をチェックすることが大切である。近年の診断技術の向上により,母体の血中や尿中のホルモンなどを測定したり,さらに超音波断層の応用による胎児所見の変化を調べて発育状況を詳細に知る方法がとられている。しかし,この方法は必ずしもどの診療機関でも容易に行われるものではない。
そこでLawtonら1)は妊娠37〜41週で経腟に分娩された158例につき,種々の角度より検討した。
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