臨床研修セミナー 子宮体癌
Overview
病因と疫学
矢嶋 聰
1
Akira Yajima
1
1東北大学医学部産婦人科学
pp.355-357
発行日 1989年4月10日
Published Date 1989/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207981
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子宮体癌は,日本人には少ない疾患であるとされてきた。しかし,平均寿命の延長や食生活あるいはライフスタイルの欧米化などにともなって,その罹患率は高まりつつある。このことは,老人保健法による(国が責任をもって行う)保健事業の中に,昭和62年度から子宮体癌検診が導入されるようになった背景をなしている。
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