特集 GIFT
GIFT法の実際と成績
田中 温
1
,
戸枝 通保
1
,
金子 隆弘
1
,
長沢 敢
1
,
山本 勉
1
,
中潟 直己
2
Atsushi Tanaka
1
,
Naomi Nakagata
2
1越谷市立病院産婦人科
2順天堂大学医学部共同病理研究室
pp.133-141
発行日 1989年2月10日
Published Date 1989/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207943
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1978年の体外受精‐胚移植による妊娠の成功以来,不妊症の治療は大きく,しかも着実に前進してきているといっても過言ではない。"子供はあきらめて下さい"と宣告せざるをえなかった夫婦が1年後には彼らの赤ン坊を両腕にだくことも可能となったのである。このようなめざましい不妊症の治療の進歩の中の1つに,配偶子卵管内移植法1)(以後ギフト法と略す)がある。今回我々は1986年4月より1987年9月までに施行したギフト法の実際とその臨床成績とについて報告する。
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.