特集 話題の感染症
AIDSと周産期管理
相良 祐輔
1
Yusuke Sagara
1
1高知医科大学産科婦人科学教室
pp.925-929
発行日 1988年10月10日
Published Date 1988/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207878
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現状では,AIDSに対する世界の専らの関心は,その治療薬の開発と水平感染の防止にあると言って良い。
医療従事者などへの水平感染については,端的に言えば,HIVよりも感染力の強いB型肝炎ウイルス感染予防の方法をとれば十分であると考えられ,前述の水平感染防止対策の眼目は一般市民に対するものである。
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