臨床メモ
つわりの有無には黄体の位置が関係している
貝原 学
1
1帝京大学市原病院産婦人科
pp.522
発行日 1987年8月10日
Published Date 1987/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207633
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つわりは妊娠の合併症として最も多くみられるもので,妊婦のおよそ2/3に認められる。同じ婦人であっても,妊娠によってつわりが強い場合や弱い場合,あるいは全く無い場合などまちまちであるが,それは何故であろうか。
Samsioeら1)は,最近,つわりの出現の有無あるいは強弱には黄体の位置が関係するという新しい説を発表している。
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