特集 図でみる病態産婦人科学--適正治療のために
腫瘍
術後感染症
高田 道夫
1
,
久保田 武美
1
Michio Takada
1
,
Takeyoshi Kubota
1
1順天堂大学医学部附属順天堂浦安病院産婦人科
pp.505-513
発行日 1985年6月10日
Published Date 1985/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207201
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産婦人科術後感染症には,術創感染,子宮内感染,骨盤内感染,骨盤腹膜外感染,尿路感染などがある。
最近の術後感染症の特徴としては,生体の感染に対する抵抗力が減弱した際に発症するoportunistic infectionの型をとる複数菌感染症が多く,また治療中に2相性感染の経過を示すといった傾向がある。
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