明日への展開--ヒューマンバイオロジーの視点から 卵管
Topics
最近の外妊の傾向
杉本 修
1
,
奥田 喜代司
1
Osamu Sugimoto
1
,
Kiyoshi Okuda
1
1大阪医科大学産科学婦人科学教室
pp.126-127
発行日 1984年2月10日
Published Date 1984/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206941
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子宮外妊娠の発生には戦前では淋疾をはじめとする性病との関連が重視され,戦後は抗生物質の開発により性病は減少し,代わって人工妊娠中絶術後の外妊が増えてきたといわれてきた。
一方,突発的な下腹部激痛と失血性ショックを伴う卵管破裂は減り,遷延的経過をたどる流産型の外妊が増してきたように思われる。
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