原著
螢光抗体法による血清精子抗体の検索
須藤 寛人
1
,
森田 和雄
1
,
吉沢 浩志
1
,
高橋 威
1
,
鳥居 裕一
1
,
徳永 昭輝
1
,
竹内 正七
1
Norihito Sudo
1
1新潟大学医学部産婦人科学教室
pp.237-241
発行日 1980年3月10日
Published Date 1980/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206222
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成熟婦人が妊娠の成立によって夫のAlloantigenに感作されていることは,近年不動の事実となった。また多くの婦人が性交によって精液・精子に感作されている事実も多くの研究者の間では意見の一致をみるようになってきている。これまで,著者らは,微量血清精子凝集試験,微量血清精子不動化試験,リンパ球・精子混合培養実験などを行なってきたが,今回,小数例の血清についてではあるが,間接螢光抗体法を用いて血清精子抗体の検索を試みたので報告する。
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