Modern Therapy 産科劇症の治療
弛緩出血
堀口 貞夫
1
Sadao Horiguchi
1
1都立築地産院産科
pp.25-30
発行日 1980年1月10日
Published Date 1980/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206172
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分娩に伴う出血が,今なお産科領域で重要な問題であることは,妊産婦死亡率が年々低下しつつあるなかで(図1),出血による死亡が死因の主要な部分を占めている(表1)ことにも示されている。
一般には,分娩時出血量が500mlを越えると異常とされている1)。
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