症例
Phocomeliaを呈したCornelia de Lange syndromeの1例
本多 達雄
1
,
高内 則男
1
,
竹内 正七
2
,
渡辺 重雄
3
,
渡辺 順子
3
Tatuo Honda
1
,
Shoshichi Takeuchi
2
,
Shigeo Watanabe
3
1新潟大学医療技術短期大学部
2新潟大学医学部産婦人科教室
3渡辺病院
pp.965-969
発行日 1979年12月10日
Published Date 1979/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206165
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Cornelia de Lange syndromeの報告は,1916年のBrachmannにまでさかのぼることができる。しかしながら,1933年のde Langeによる報告以来とくに注目されるようになり,以来,本症候群は,Cornelia de Lange Syndrome,de Lange Syndrome,Brachmann-de Lange Syndrome,Brachmann-Cornelia de Lange Syndromeなどとよぼれているようである。
以後,本症候群に関する報告例の増加は着実であり,現時点における世界での報告が300例をこえていることは確実であろうし,本邦でも少なくとも50例程度の報告は認められているようである。
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