症例
Clomiphene-PMS-HCG療法後の卵巣過剰刺激症候群(Ovarian Hyperstimulation Syndrome)の1例
上坊 敏子
1
,
西島 正博
1
,
中居 光生
1
Toshiko Jobo
1
1北里大学医学部産科婦人科学教室
pp.1143-1149
発行日 1977年12月10日
Published Date 1977/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205751
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
近年,排卵障害の治療に,しばしばGonadotropin療法が行なわれ,その副作用として,Gonadotropinによる卵巣過剰刺激が問題となっている。しかし,その定義,発症機序,予防,治療には,未知の点が多い。
今回,私達はClomid-PMS-HCG療法後の妊娠例で,卵巣過剰刺激症候群と,これに続発する卵巣茎捻転を経験したので,報告する。
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.