疾患の病態と治療 卵巣とその周辺疾患・Ⅱ
卵巣腫瘍の早期診断の進歩—MEによる診断
諸橋 侃
1
,
厩橋 正男
2
Tsuyoshi Morohashi
1
,
Masao Umayabashi
2
1慶応義塾大学医学部産婦人科学教室
2三栄測器株式会社医用電子開発部
pp.441-446
発行日 1976年6月10日
Published Date 1976/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205428
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卵巣腫瘍は,silent tumorの言葉が示すように,内,外診による診断では,治療の時期を逸する可能性がある。
また,内視鏡,腹水細胞診などによる検査法は,観血的であり,卵巣内部の構造を侵襲を与えることなく把握することが困難な点で問題がある。
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