特集 産婦人科手術のポイント
V.手術手技--婦人科
処女膜異常の手術
大内 広子
1
,
相羽 早百合
1
1東京女子医科大
pp.986-987
発行日 1975年12月10日
Published Date 1975/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205305
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処女膜は腟入口に存在し腟前庭と腟との境界をなし,多くは中央に小孔をもつて交連しているが,時に胎生期における発生異常や,後天性におこつた炎症,損傷などによつて異常所見を呈することがある。
処女膜の異常で問題となるのは思春期の月経発来時の障害,処女膜強靱による性交の不能,分娩時の異常,また性交時損傷により大出血をみたときなどである。
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