特集 産婦人科手術のポイント
IV.手術の適応と術式の選択
腹腔鏡を用いた手術
山本 浩
1
,
岩田 嘉行
1
1川崎市立病院
pp.920-921
発行日 1975年12月10日
Published Date 1975/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205275
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腹腔鏡を用いて行なう手術の代表的なものとして,卵管避妊手術と卵巣組織切除とがあげられるが,その他,子宮位置異常に対する円靱帯の腹壁固定,腹腔内に逸脱したIUDの除去,子宮内膜症の焼灼,成熟卵の採取,卵巣嚢腫の穿刺,慢性骨盤結合織炎の癒着剥離などの試みもある。
この紙面では,前2者に対象をしぼり,正しく行なうための注意事項4点をあげ,説明を加える。
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