研究
超音波断層法による前置胎盤の診断
関場 香
1
,
小林 純郎
1
,
栄 勝美
1
Kaoru Sekiba
1
1岡山大学医学部産婦人科学教室
pp.693-696
発行日 1973年8月10日
Published Date 1973/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204867
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前置胎盤の診断は子宮口が一指以上開大した時指先に直接胎盤をふれることである。しかし子宮口閉鎖の状態でその診断を強いられることもまれではない。そのためいろいろの方法が考えられてきた。
X線による間接診断法として古くからCystographyがあるがその診断的価値は少なかつた。軟部組織撮影法としてのsoft tissue placentographyの診断率は高いとされながらも被爆および技術的な両面から一般には行なわれていない。
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