薬の臨床
Valethamate Bromide(Epidosin)筋注による子宮口開大遅延産婦の治療効果について
岡村 泰
1
,
深井 愛子
1
,
森川 重文
1
,
佐藤 芳昭
1
Yasushi Okamura
1
1済生会川口総合病院産婦人科
pp.253-257
発行日 1969年3月10日
Published Date 1969/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204014
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はじめに
今回,すぐれた副交感神経節遮断作用を有する新合成鎮痙剤てあるvalethamate bromide製剤のepidosin注(1ml 10mg含有)を産科領域,ことに子宮下部痙攣のための子宮口開大遅延症例への投与を試み,目下症例を重ねている段階のため少数例ではあるが,良好なる結果を得ているので,その一端をここに報告する。
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