臨床実験
再びPVP C6 bromideについて
大木 陽太郞
1
1慈恵医大眼科
pp.428-431
発行日 1955年3月15日
Published Date 1955/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202157
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私は先きにP.V.P.(Poly Vinyl Pyrrolidone)の藥物効果延長作用を検討しC6 bromideの効果延長をはかり,秀でた効果がある事を述べたが此のP.V.P.とC6 bromideとの含有の割合について最も良い組合せがある筈であると述べて来た。それはP.V.P.とC6 bromideの割合,P.V.P.の濃度の如何,又投与方法の考案により高血圧に用いて卓越せる効果を期待するに充分なる成績であつてからであつて今回はその後のP.V.P.の濃度の問題C6 bromideの割合,投与於法につき2〜3の実験を行い検討したので報告する。
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