誌上シンポジウム"新生児"・5 新生児黄疸(下)
交換輸血の適応基準(1)/交換輸血の適応基準(2)
官川 統
1
,
村田 文也
2
1東京大学医学部分院産婦人科
2都立母子保健院小児科
pp.384-388
発行日 1967年5月10日
Published Date 1967/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203695
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では交換輸血の適応基準につきまして産科側から。
すでにはつきりと既往のあるもの,いいかえれば前回の分娩が重症黄疸児であった,ないしはそのとき重症黄疸から死亡してしまった,あるいは重症黄疸から,死亡はしなかつたけれども核黄疸になってしまった,または,胎児水腫,子宮内胎児死亡のような形をとつた事実があり,次回妊娠を産科が引き受けて分娩まで経過を見る例をお話し申し上げたいと思います。
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