特別レポート
Dr.James F.Hollandの印象
野末 源一
1
1日本赤十字社中央病院産婦人科
pp.1009
発行日 1966年12月10日
Published Date 1966/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203611
- 有料閲覧
- 文献概要
今度東京における第9回国際癌会議(10月23〜29日)をかねて千葉市における日産婦学会絨毛性腫瘍シンポジウム(11月2日)に出席のため来日したDr.Holland(1925〜 )(写真)は,まだ若いエネルギーにあふれた,長身の典型的なアメリカ人である。New YorkのColumbia大学を卒業,現在New York州BuffaloのRoswell Park Memorial Instituteの内科主任教授として,絨毛性腫瘍の最も有効な化学療法発見のため,非常な努力を払いつつある。彼が国際癌会議および絨毛性腫瘍シンポジウムで行なつた講演の内容から,その印象の一端をのべれば次の通りである。
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.