落穂拾い・9
確かに落穂である3項
安藤 畫一
pp.296-297
発行日 1966年4月10日
Published Date 1966/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203462
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まえがき
ミレーの絵の3婦人の様に,平素から鵜の目鷹の目で熱心に落穂を求めている。併し唯だに麦穂だけではないので中々難かしい。その上に粒に大小があり色もとりどりである。が小粒ではあつても,単に一問題で終るより変化に富み趣味も色々となつて,幾分の興趣は感ぜらるるものと独よがりになつている。
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