Japanese
English
精神身体医学(第1回臨床大会シンポジュウム)
PSD外来の現況
PSD clinic as it is
岩淵 庄之助
1
Shonosuke Iwabuchi
1
1慶応義塾大学産婦人科教室
pp.712-718
発行日 1965年9月10日
Published Date 1965/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203330
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はじめに
近年心身医学のアプローチが産婦人科を含めて身体医学の分野に急速に滲透しつつあることは医療に携わるものにとって誠に喜ばしいことであると同時に,永年にわたってこの方面の研究を続けられ,わが国における心身医学の基礎を築かれた九大池見教授,東北大九嶋教授,慶大三浦教授に絶大なる敬意を表するものである。わが教室においても昭和25年安藤教授時代に同教授の指導の下で松本助教授が産婦人科領域の心身医学の研究を始められたが翌年不幸にして急逝したる為に中断されていたが,1昨年より坂倉教授の下で本症に対する研究治療が再会され現在に及んでいる。今日はここにわれわれが治療し得た症例を説明しながらPSD外来の現況に話を進め度い。
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