Japanese
English
薬剤
産婦人科領域におけるMEGESTROL ACETATE使用経験
Use of Megestrol Acetate in obstetrics and gynecology
姉歯 皎
1
,
早川 澄夫
1
,
青葉 久夫
1
Kiyoshi Aneha
1
1東北大学医学部産婦人科教室
pp.161-163
発行日 1965年2月10日
Published Date 1965/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203226
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はじめに
経口的に投与でき,しかもその活性度が著しく大きい合成黄体ホルモンが多数紹介されている。
TS 1476 a (1錠中 17α—acetoxy−6 methyl—pregna−4,6—diene−3,20 dione 2mg及びethinytestradio13—methyl ether 0.1mg含有)は多くの合成黄体ホルモン剤と異りアンドロゲン様作用を有せずしかも黄体ホルモン作用がきわめて強力であるため少量の服用ですみ副作用はほとんど無い点からも従来の薬剤よりも更に有利であると考えられるので,本剤の少量投与による黄体ホルモン作用について実験を行なった。なお17α—aceto—xy−6 methylpregna−4,6—diene−3,20 dioneは次の如き構造式を有する。
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