Japanese
English
薬剤 びらん
産婦人科領域における"Elase"の使用経験
Experience with" Elase" in obstetrics and gynecology
大内 慶広
1
,
竹内 久弥
1
Yoshihiro Ouchi
1
,
Hisaya Takeuchi
1
1順天堂大学医学部産婦人科学教室
pp.809-813
発行日 1964年10月10日
Published Date 1964/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409203149
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まえがき
産婦人科領域で,帯下,出血を主訴とする患者は非常に多く,諸検査の上で日常治療に当ることが多いが,子宮腟部びらん,頚管炎,腟炎などに,数年来,諸種酵素剤が治療面に応用され,優れた効果をあげたとの報告が次々に発表されている。
われわれは今回,米国Parke-Davis社の"Elase"を,子宮腟部びらんおよび子宮頚癌患者の手術不能例あるいはRadium又は60Co照射中における癌性帯下の増量例に対して使用した結果,良好な成績が得られたので報告する。
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