Japanese
English
婦人科 鎮痛,麻酔剤
産婦人科領域におけるDedoran注射液の使用経験
Clinical use of "Dedoran" infusion in obstetrics and gynecology
大友 泰郎
1
,
千葉 泰男
1
,
宮脇 法親
1
Yasuro Otomo
1
1東北大学医学部産婦人科学教室
pp.243-245
発行日 1962年3月10日
Published Date 1962/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202597
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はじめに
従来疼痛に対しては,barbital剤,及び確実に奏効する麻薬に属する阿片alkaloidが用いられて来た。しかし,阿片alkaloid剤は効果が確実な反面副作用特にその習慣性を考慮しなければならない。
1950年chlorpromazineがCharpentierによつて発見されてから,その鎮痙,鎮痛作用並びに麻酔増強作用を応用して,phenothiazineの誘導体を主体にした鎮痛剤が広く用いられてきた。
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