Japanese
English
産科 子宮収縮剤・3
産科領域におけるパルタン注射液の使用経験
Use of "Paltan" for injection in obstetrics
駒井 義治
1
,
江口 博之
1
,
木村 功
1
Yoshiharu Komai
1
1久留米大学医学部産婦人科学教室
pp.686-687
発行日 1962年9月10日
Published Date 1962/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202673
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
緒言
分娩時及び分娩後の出血は産科領域の重要な問題で,弛緩性出血等の異常出血はもとより,正常分娩においても,出血をより小量に止める事は,母体の減衰を防止し,産褥経過を良好ならしめるもので,従来これに対し種々の子宮収縮剤や止血剤が使用されて来た。我々は今回エルゴメトリンに硫酸スパルテインを配合したパルタン注射液を分娩第3期に静脈内或いは筋肉内注射として使用し,良好な成績を得たのでここに報告する。
Copyright © 1962, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.