Japanese
English
婦人科 ホルモン療法
Norethinodrel (エナビッド錠)の臨床使用経験
Clinical use of norethinodrel (Enavid) tablet
渡辺 重雄
1
,
岡村 泰
1
,
深井 愛子
1
,
星野 茂夫
1
Shigeo Watanabe
1
1新潟大学医学部産婦人科教室
pp.19-21
発行日 1962年1月10日
Published Date 1962/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202549
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1954年 Djerassi1)らが17—α—methyl−19—Nortestosteroneを合成して以来,強力な黄体ホルモン作用を有する経口Gestagen剤として種々の19—Norsteroidが合成されたが,その中で下の図に示すような構造式をもつ17—α—ethinyl−5—(10)—estraen−17β—o1-3one (Norethinodrel)(以下Et-Eoと略)2.5mg にethinylestradiol−3—methylether 0.05 mg を配合した Enavid(大日本製薬)を主として卵巣機能不全による無月経又は機能性出血と診断された患者に使用し,効果を認めたので,少数例ではあるがここに報告する。
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