Japanese
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薬剤の臨床
Diurex錠による妊娠中毒症の外来治療について
Ambulatory treatment of tonemiat of pregnancy using "Diurex"
藤田 長利
1
,
高尾 直良
1
Nagatoshi Fujita
1
1長崎原爆病院産婦人科
pp.1013-1015
発行日 1961年12月10日
Published Date 1961/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202539
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まえがき
最近,Sulfa剤系利尿剤の進歩はめざましいものがある。従つて,妊娠中毒症の治療は,ここ5,6年前に比したら,非常に容易になつた。即ち,外来に於て,充分保健指導を行つた上で,利尿剤を投与すれば,入院治療が必要になる程,重症になることは殆どない。私はDisamideであるDiurex (エーザイ社)を外来妊婦に投与し,保健指導を加味して,その妊娠経過を観察し,一部,中毒症患者の分娩経過を得たので報告する。
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