Japanese
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薬剤の臨床
妊娠中毒症に対するEsidriの使用経験
Experience with "Esidri" for toxemias of pregnancy
足高 善雄
1
,
竹村 喬
1
,
三谷 澄夫
1
,
堀之内 良英
1
,
川端 健造
2
Yoshio Ashidaka
1
1大阪大学医学部産婦人科
2愛染橋病院
pp.833-836
発行日 1961年10月10日
Published Date 1961/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202503
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Ⅰ.まえがき
最近登場した降圧利尿剤Benzothiazide系薬剤は妊娠中毒症の新しい治療剤として注目を集めているが,この種薬剤にも欠点がないとはいえない。例えばその降圧作用は利尿効果程充分なものでなく,ときに期待通りの治効を得られないことも屡々である。
一方Apresoline,Reserpinは,ともに薬剤本来の降圧作用を有するが故に高血圧治療に従来よりも単独で,或いは両者を併用して一般に広く用いられ,可成りの効果を得ている。
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