文献抄録
Onfalografia endouterina,他
山口 竜二
pp.465
発行日 1960年5月10日
Published Date 1960/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202199
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臍帯をレ線像としてあらわす為に著者は水溶性造影剤を10ないし20ccを経腹壁的に胎盤の絨毛間腔に注射し15秒及び30秒後に側面撮影を行う方法を考案し, これをOmphalo—graphy又はUtero-placento-om—phalo angiographyと名附けた。この方法は胎盤が子宮の前面及び側面にある場合にのみ可能であるが,胎盤刺入による危険はなく,又影像も胎盤,臍帯共極めてきれいに現われることが特徴である。
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