Japanese
English
手術・手技・麻酔
村江氏新鉗子を以てする連続縫合式頸部円錐切除術
Conization with continuous sature by Murae's forceps
村江 則忠
1
,
原 晉二
1
Noritada Murae
1
1永寿病院産婦人科
pp.167-170
発行日 1959年2月10日
Published Date 1959/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201906
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
緒言
子宮頚腟部切除術は頚腟部糜爛の頑固なるもの及び子宮腟部肥大症に行われているのであるが,近時,頚腟部のScraping Smearの検索及び腟鏡診(Kolposkopie)の発達により頚腟部癌の早期検出及び其予防が行い得る段階となり,頚腟部切除術の適応は非常に拡大され,且つ重大な意義を持つ様になった。
今春の日本婦人科学総会シンポジユウムに於て,長崎大学三谷教授はSturmdorf氏手術の子宮頚癌早期発見への応用と題して講演し,頚腟部切除術が不可視癌の診断及び腟部癌の予防としてすぐれた成績を示している事を述べている。
Copyright © 1959, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.