Japanese
English
臨床原著
機能性子宮出血の合理的療法—殊にメチオジール及びロバール療法に就いて
Rational treatment for functional uterine bleeding
齊藤 浩
1
Hiroshi Saito
1
1岡山大学医学部産婦人科教室
pp.611-616
発行日 1957年9月10日
Published Date 1957/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409201604
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
I.緒言
所謂機能性子宮出血とは,間脳—下垂体—卵巣—子宮系を主幹とする内分泌機能の異常である事は諸家の認める所であるが,本症の本態,出血機序並びに治癒機転に関しては今日尚不明であり,学説の疾患の域を脱し得ないのみならず定義そのものさえ一定しない。
Copyright © 1957, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.