今月の臨床 診療ガイドライン婦人科外来編2014─改訂と追加のポイントを読み解く
腫瘍
3.妊孕性温存の希望・必要がない場合の子宮筋腫の取り扱いは?—子宮鏡下や腟式の筋腫摘出術だけで対応できる例を除く
西井 修
1
1帝京大学医学部産婦人科
pp.951-953
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200016
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●妊孕性温存の希望の有無 : 妊孕性温存の希望とは単なる子宮の温存ではなく,妊娠・出産の希望の有無とした.
●症状の有無により分別 : 日常生活に影響を及ぼす症状がある場合や巨大な場合は,単純子宮全摘術を行う.
●症状改善のためには : 子宮内膜焼灼術,LNG-IUSやエストロゲン・プロゲスチン配合薬,GnRHアゴニスト療法,子宮動脈塞栓術(UAE)などを行う.
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