連載 教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール
感染性不全流産後に大量出血をきたした胎盤ポリープの1例
本田 直利
1
,
横山 幹文
1
1松山赤十字病院産婦人科
pp.721-727
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103830
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
症例
患者 30歳,7経妊0経産.
主訴 過長月経,下腹部痛.
既往歴
19歳 : 全身性エリテマトーデス,ループス腎炎.
24歳 : 子宮腺筋症,抗リン脂質抗体症候群,不育症.
26歳 : 不育症の治療(ヘパリン+アスピリン療法)を受けたが,妊娠継続は困難.
27歳 : 慢性心不全.
現在も上記疾患のために当院腎臓内科にて加療中.現在の内服薬 : プレドニゾロン,レニベース®,アーチスト®,ラシックス®,リバロ®,ゼチーア®,ワーファリン.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.