今月の臨床 子宮筋腫―多様化した子宮温存療法
子宮温存療法の現況
3.―子宮筋腫核出術―子宮鏡下手術
原田 竜也
1
,
久保田 俊郎
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院周産女性診療科
pp.220-226
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103613
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●子宮鏡下筋腫切除術は侵襲が少なく治療効果が高い術式であり,子宮筋腫の子宮温存術式として最も有用である.
●本術式は適応に限りがあるため,超音波断層法およびMRI検査にて適切に評価する必要がある.
●本術式は一度合併症をきたすと侵襲がきわめて大きくなるため,十分な理解とそれに対する予防策を施行する.
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