今月の臨床 子宮筋腫―多様化した子宮温存療法
子宮温存療法の現況
1.―子宮筋腫核出術―開腹術
平松 祐司
1
,
鎌田 泰彦
1
,
早田 桂
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産科・婦人科学
pp.209-214
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103611
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●開腹による筋腫核出術が核出術の基本であり,正しい層の発見法,切開ラインの決定,縫合法などを習得する.
●筋腫核出術の最も重要な点は正しい剝離層の発見であり,非妊時手術で自信をもってできる人に限り,妊娠時,帝王切開時の核出を行ってよい.
●死腔を残さない縫合法,癒着を起こさない縫合法を習得する必要がある.
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.