連載 教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール
子宮頸部最小偏倚型粘液性腺癌の可能性を排除できないため,診断目的で子宮全摘出術を行った症例
福松 之敦
1
1熊本赤十字病院産婦人科
pp.1270-1275
発行日 2013年12月10日
Published Date 2013/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103564
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症例
患者
42歳,未婚,未経妊,性交歴なし.身長161 cm,体重65 kg.
既往歴・家族歴
特になし.
現病歴
主訴は1年前より自覚する耳鳴,めまい,立ちくらみであり,近医耳鼻科から処方を受けたが軽快せず,他科疾患の可能性を考えて当院内科と産婦人科を受診した.
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