今月の臨床 進行婦人科がんの集学的治療
卵巣がん
3.明細胞腺癌・粘液性腺癌の治療戦略
髙取 恵里子
1
,
杉山 徹
1
1岩手医科大学産婦人科学講座
pp.1159-1167
発行日 2013年11月10日
Published Date 2013/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103539
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●組織亜型別にレジメンを変えるべきであるが,TC療法を差し替えるだけのエビデンスはない.
●明細胞腺癌・粘液性腺癌に対して生物学的特徴に基づく分子標的薬剤が注目されており,これらを用いた組織亜型別治療へ向かった臨床試験が加速している.
●標準治療を確立するために,臨床試験に参加し治療法の開発につなげることが望ましい.
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