今月の臨床 急速遂娩の基本―トラブルを避けるために
急速遂娩の実際
帝王切開
4.筋腫合併の帝王切開
倉澤 健太郎
1
,
笠井 絢子
1
,
高橋 恒男
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター総合周産期母子医療センター
pp.253-259
発行日 2013年3月10日
Published Date 2013/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103277
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●妊娠の高年齢化に伴い子宮筋腫合併妊娠も増加しており,妊婦健診で初めて筋腫を指摘されることも多い.
●子宮筋腫合併の有害事象もさまざまであるが,大きさ,数,位置により多彩な症状を引き起こすので,個別に対応する必要がある.
●手術に際しては,不測の事態に備えて行いうる複数の手技をイメージして臨むとよい.
●帝王切開後の合併症予防のためにも,帝王切開時に子宮筋腫核出術を同時に行うことが望ましいとする意見も増えてきている.
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