今月の臨床 性感染症と母子感染─最新の診断と管理
母子感染
最新の管理法
4)サイトメガロウイルス
山本 亮
1
,
光田 信明
1
1大阪府立母子保健総合医療センター
pp.99-103
発行日 2013年1月10日
Published Date 2013/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103249
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●血清学的検査で判明しない母体CMV感染があることを認識し,胎児超音波所見にも留意する必要がある.
●CMV感染と診断された母体に抗CMV免疫グロブリンを投与することで,新生児予後や罹患率が改善される可能性がある.
●現在ヒトに対して使用可能なCMVワクチンはなく,予防を中心とした妊婦への情報提供が重要である.
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