オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア
I 思春期
思春期の早発と遅発
山口 直孝
1
,
早稲田 智夫
1
,
牧野田 知
1
1金沢医科大学医学部産科婦人科学教室
pp.6-9
発行日 2012年4月20日
Published Date 2012/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103005
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◆思春期の早発も遅発も患者が幼児や10代の微妙な年ごろの女性であるため,精神的なケアに深く配慮する.
◆思春期の早発は生命にかかわるような原因疾患が存在する可能性があるので,専門医による精査をまず行う.
◆思春期の遅発の多くは治療法が確立しているので,患者の精神的成熟を待ってから治療を開始する.
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