今月の臨床 不育症の診療指針
不育症の治療法
7.カウンセリング療法
大橋 一友
1
1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
pp.275-279
発行日 2012年3月10日
Published Date 2012/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102933
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●反復する流産の患者に対し,認知行動療法(CBT)によるカウンセリングを行うことで,抑うつ状態を改善することができる.
●カウンセリング療法の不育症に対する治療効果の評価は今後,検討すべき課題である.
●今後の不育治療には,精神科医や臨床心理士などとの多職種連携が必要である.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.