今月の臨床 分娩誘発と陣痛促進法の見直し―安全な分娩管理を目指して
分娩誘発の適応とタイミング
2.胎児適応
牧野 真太郎
1
,
竹田 省
1
1順天堂大学産婦人科学
pp.131-141
発行日 2012年2月10日
Published Date 2012/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102904
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●絨毛膜羊膜炎の診断方法は変化しているが,胎児脳性麻痺の予防のためには,より迅速かつ正確な診断方法が求められる.
●胎児発育不全(FGR)の分娩のタイミングに関する明確な基準はないが,一般的に2~4週発育が停止した場合には分娩の適応とされることが多い.今後妊娠週ごとの長期予後や研究からのフィードバックに基づいた分娩基準の検討が必要である.
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