連載 教訓的症例から学ぶ産婦人科診療のピットフォール・42
妊娠24週に子宮収縮をきたした淋菌感染の1症例
松本 光弘
1
,
海老沢 桂子
1
,
小松 淳子
1
,
木下 宏美
1
,
南 晋
1
,
林 和俊
1
,
竹内 悟
1
1高知医療センター産婦人科
pp.285-287
発行日 2009年3月10日
Published Date 2009/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101987
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症 例
患 者 : 23歳,1経妊・1経産
既往歴 : 前回切迫早産
現病歴 : 自然妊娠.前回切迫早産の既往のため頸管縫縮術を希望し,妊娠13週にシロッカー氏式頸管縫縮術(テフロン糸)を施行した.その後,外来でフォローしていたが,特記すべきことなく経過していた.
妊娠24週4日,破水感のため近医を受診した.入院治療中に緊満が増強し近医ではコントロール不良のため,当院へ母体搬送された.
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