今月の臨床 周産期医療の崩壊を防ごう
産科医師を増やすための方略
5.行政の立場から
佐藤 敏信
1
1厚生労働省 前雇用均等・児童家庭局母子保健課(現医政局指導課)
pp.299-307
発行日 2007年3月10日
Published Date 2007/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101146
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はじめに
わが国の周産期医療の成績は世界の先進国のなかでもトップクラスにあるといえる.
しかしながら,将来を不安視させるような徴候もあらわれている.その最たるものが全国的な小児科医・産科医の不足である.
ここではその動向を概括したうえで,厚生労働省としての方針や対策について述べる.
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