連載 病院めぐり
県西部浜松医療センター
武隈 宗孝
pp.1212
発行日 2003年9月10日
Published Date 2003/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100842
- 有料閲覧
- 文献概要
県西部浜松医療センターは佐鳴湖東岸に位置し,閑静な住宅街と大きな公園に囲まれた自然環境の整った地区にあります.当院は1973年に280床で開設され,その後いく度かの増床整備がなされ現在では616床に至っています.開設当初からオープンシステムを取り入れ,地域医療支援病院として診療所などとの連携および機能分担を効率的に行い,地域に高度かつ専門的な医療を提供しています.
現在,当院では10名の産婦人科医が常勤しています.1997年に開設された周産期センターは,同一フロアー内にNICU,緊急手術室兼ハイリスク分娩室,LDR,産科病棟が備えられており,ハイリスク妊娠に対し母体,胎児管理,分娩,そして新生児管理(NICU業務)まで,すべてを10名の産婦人科医が行っています.そのため10名が1つのチームとして母体,胎児,新生児を一貫して管理することが実現できています.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.